絵本のあしあと

小学校での絵本読み聞かせボランティアの記録です

つきのばんにん

読んだ時期 9月下旬
対象児童 小4
所要時間 6分

 

タイトル つきのばんにん
著者 作/ゾシエンカ 訳/あべ弘士
出版社 小学館
出版年 2021年

「つきのばんにん」とは、お月さまを見守る大切なお仕事のこと。

新しい「つきのばんにん」に選ばれたシロクマのエミールは、森の生き物たちにとってなくてはならない月の光を守るため、毎晩かかさず月のお世話をしていました。

ところがある日、エミールはおかしなことに気がつきます。なんとお月さまが、どんどん、細く、うすくなっていくのです!

あの手この手でまん丸に戻そうとするエミールですが、月はどんどん細く、まるで糸のようになっていきます。はたして、お月さまは元どおりのまんまるに戻るのでしょうか。

 

中秋の名月の頃に読みました。

小学4年生はちょうど理科で月や星について学んでいた頃ですので、それも選書の理由の一つです。

月の満ち欠けについて知っている子達ですので、エミールのドキドキは伝わりにくかったかもしれません。もう少し小さい子に向けて読んだ方がお話の世界に入り込めたのかなとも思いますが、とにかく絵が美しいのでオススメしたい一冊です。

 

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